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2020年度末、2020年度の学校評価を教職員による自己評価によって行いましたので、その主な内容をおしらせいたします。
以下に2020年度の主な取り組みとその評価をまとめています。
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<学校関係者評価(保護者による評価)2020年度「行事による感想と見直し」>
ひなぎく幼稚園では園児たちに充実した幼稚園生活を送れるよう、1年を通してたくさんの行事を行っております。課外活動を通して園児達の成長を職員一同見守っております。
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1. 教育課程の構成と実施
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園の経営方針や教育目標について、職員共通の理解はされていますか
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○
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幼稚園教育要領の理解は職員全員になされていますか
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○
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幼児の育ちのみとりと理解(個人・集団)、教材研究はできていますか
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○
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上記をうけて指導計画(年間・週案など)が作成され、教職員間の協力の下に実行されていますか
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○
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2. 小学校と連携
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行事などを通して幼児と児童の交流を行っていますか
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△
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教師同士の意見交換や合同の研究会を行っていますか
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○
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3. 保健管理
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日常の子どもたちの健康観察や疾病予防を行っていますか
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○
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学校保健法、幼稚園設置基準にのっとり安全管理、衛生管理 を行っていますか
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○
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健康管理、感染症対策マニュアル等、園の対応は大丈夫ですか
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○
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家庭や地域の保健機関との連携はできていますか
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○
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4. 安全管理
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不審者対策は行っていますか
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○
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火災・自然災害(地震・津波・台風・大雨等)に関する対策は行っ ていますか
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○
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5. 特別支援教育
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医療、福祉など関係機関との連携は行っていますか
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○
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支援のための園内環境(人的・物的)は整っていますか
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○
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研修会を行っていますか(園内・園外)
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○
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家庭との連携をはかっていますか
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○
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6. 組織運営
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園の明確な運営体制・責任体制ができていますか
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○
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良好なクラス運営がなされていますか(職員と子ども、保護者との関係他)
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○
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個人情報など情報管理はきちんとされていますか
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○
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財務管理業務はきちんとなされていますか
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○
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7.情報提供
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園だよりや学級便りなどを定期的に保護者向けに出していますか
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○
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HPなどの活用により家庭や地域に情報を提供したり、収集したりしていますか
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○
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幼児の個人情報はきちんと保護されていますか
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○
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8. 保護者・地域住民との連携
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地域の自然や伝統行事など教育資源として活用していますか
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○
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地域の人材活用など行っていますか
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△
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9.子育て支援
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地域の幼児教育のセンターとして教育相談等を行っていますか
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○
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地域や保護者の実情や要望による幼稚園の子育て支援活動を行っていますか
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○
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10.預かり保育
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職員の理解、協力の下に負担なくできていますか
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○
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1. |
ひなぎく幼稚園では、学校教育法に示された「幼稚園教育の目標」の意図をふまえながら、「あそびを通して学ぶ」と言う事を基本に、長年にわたる実績の中から得た独自の教育方法をもって、日常の保育をすすめております。
また、本園のこどもたちは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」にまとめられるカリキュラムのもと、日々の教育、保育の中で、総合的に育って行きます。「10の姿」は、到達すべき目標ではなく、こどもたちの主体的な学びを通じて、総合的に育まれるという視点も大切にしています。以下に、今年度、本園で行われた活動例を「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」に分類して、上げてみました。
健康な心と体
健康安全で幸福な生活のための基本的な生活習慣や態度を育てて、健全で調和のある心身の基礎を培います。日常生活の積み重ねの中で周りの人々との温かいふれあいを通して、健康安全で幸せな生活を自らつくり出していこうとする力の基礎を養い
ます。 |
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手洗い場の表示 5月 |
避難訓練 9月 |
プールあそび |
パーティションを立てての食事 |
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2. 自立心
年長組の宿泊保育では、一泊二日の間、自分のことは自分でしようと協力や思いやりの心が育ちます。令和2年度は、新型コロナ感染防止のため、宿泊保育は、日帰りのサマーキャンプとなりました。 |
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3. 協同性
人への信頼感を育て、協同性の態度を培います。 |
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4. 道徳性・規範意識の芽生え
人への愛情を育み、道徳性・規範意識の芽生えを培います。毎年行われる交通安全指導ですが、令和2年度は、緊急事態宣言のため、中止となりました。 |
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5. 社会生活との関わり
様々な人とふれあう経験を通して友だちと協力して生活を展開する楽しさに気づかせるようにします。 |
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6. 思考力の芽生え
色々な直接体験をするなかで、得た感動を教師や友だちと伝え合い共感することによって、思考力や観察力、豊かな感性が育ちます。 |
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7. |
自然との関わり、生命尊重
自然などの身近な事象への興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを育てます。四季の変化や自然事象に直接かかわる体験を重視します。 |
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8. 数量や図形、標識や文字などへの関心、感覚
あそびや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しんだり、数や文字の役割に気づいたりし、自らの必要感に基づき、興味・関心・感覚をもつようになります。 |
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9. |
言葉による伝え合い
日常生活の中で、言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり聞いたりする態度を育てます。幼児期は、言葉を獲得することによって、人とのコミュニケーションを可能にし、人格形成の大切な基礎を築く時期です。この時期に人と言葉を交わすことのたのしさを味わい、教師や友だちとの交わりの中で、言語感覚を身につけ、また美しい物語や異国語にも接し、いろいろな文
化にもふれる感覚の芽生えを育てます。
毎週一回、外国人の講師とのふれあいがあります。幼児期の頃から他国語にも慣れ、そのことで自国語も楽しく身につくという考えのもと、ひなぎく幼稚園では、このシステムを取り入れて30 年以上の実績があります。 |
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ロビー先生との英語あそび 5月 |
朝の会 11月 |
発表会でのせりふの発表 |
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10. |
豊かな感性と表現
多様な体験を通して豊かな感性を育て、創造性を豊かに育てます。幼稚園では、色々な体験をもとにイメージを豊かにし、自己を表現しようとする活動を展開させます。 |
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ペープサートをみよう 8月 |
かまきりを描こう |
のりの使い方 |
発表会での合奏 |
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発表会「しずくの冒険」 |
発表会「いも虫列車」 |
ピーマンを描こう |
色水あそび 9月 |
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≪年長≫
サマーキャンプや園外保育を通して、自然と多く触れ合う保育を進めてきました。
あおむしやザリガニなどの飼育から小さな命の大切さや不思議さを知りました。
また、一人ずつ植木鉢にアサガオやチューリップを植え、植物の成長を喜び、自分のものを大切に育てることができました。
保育でも、そのような経験を活かし、生活発表会では「いもむしれっしゃのすてきな1日」「29ひきのかえるのなかまたち」を子どもたちが思い思いに表現することができました。
小学校就学に向け「時計を見て行動する」「自分の名前をきちんと書けるようにする」「自分のことは自分でしよう」という目標を立て、意識して行動できるように取り組んでいます。 |
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うんどう会での鼓隊 |
うんどう会でのバランス体操 |
発表会 |
発表会 |
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≪年中≫
ザリガニ、エビ、メダカ、ドジョウ、カメ等たくさんの身近な虫を飼育したり、園庭では、トマト、カブ、豆、チューリップ等の植物を栽培する中で、身近なものに興味を持ち、命の大切さや不思議さを感じられるようになりました。
また食育として、紙芝居や絵本を通して、少しずつでも食べられるように心がけられるようになりました。
保育では、コロナウイルス感染対策として、手洗いやうがい、消毒を徹底し、人と人との距離を取る等、子どもたちなりに理解し、習慣づけることができました。 |
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砂場であそぼう 11月 |
パラバルーン |
園外保育 |
発表会
「グリーンマントのピーマンマン」 |
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≪年少≫
園庭で栽培物や花壇の開花、日差しなどから感じる喜びをみんなで分かち合うことができました。
集団生活を通し、感触を楽しむ絵の具、絵本や紙芝居などを見たり聞いたりして、普段の家庭ではできないことも十分に体験
することができました。 |
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緊急事態宣言が終わり
登園した年少児 5月 |
うんどう会 |
コロナ対策 8月 |
発表会 |
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≪2歳児≫
自立心が芽生える時期にある、子どもたちが安心して楽しく園生活を送れるように、季節ごとに豊富なあそびを用意し、健康管理にも留意するようにしました。また、個々の個性にも応じたきめ細かい保育を心がけるようにしました。 |
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食事の様子 5月 |
園庭遊び 7月 |
サマーフェスティバル 8月 |
お誕生会 9月 |
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≪0、1才児≫
・家庭との連携を密にしながら保育士との信頼関係、愛着関係が形成され、安心して園生活が送れるようにした。
・好奇心や探求心を大切にしながら、成長に沿った様々なあそびを取り入れ、子どもたちが心から楽しめるような環境づくりに
努めました。 |
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食事の様子 5月 |
ブロックで遊ぼう 7月 |
水あそび 8月 |
お散歩にでかけよう 9月 |
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2020年度目標が達成できていたかについて
2020年度から施行されている新しい「幼稚園教育要領」については、4月から毎月、それぞれ学年ごとに、カリキュラムの項目が幼児教育で育ってほしい資質能力としての『10の姿』のどれに当てはまるか分類を行ってきました。
その結果、本園のカリキュラムには、『10の姿』が全て網羅されていることを確認することができました。
今年度は、新型コロナウイルスの感染防止対策を行いながらの保育となり、例年とは違う制限や制約が多い中、それなりに「自然との関わり、生命尊重」「豊かな感性と表現」に力点をおいた各学年の教育、保育内容を年齢に応じて、盛り込むことができました。 |
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2021年度目標
1.引き続き伝統ある本園の教育実践を新しい生活様式の中で、新しい形で実践していくことを目指します。
まず何よりも新型コロナ対策をはじめとした、園児や教職員の健康、安全を大切にして、これからも本園がこれまで重視してきた「自然との関わり、生命尊重」「豊かな感性と表現」を大切に、保育を進めて参りたいと思います。 |
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